1950年代に欧米で製造された工業用 鋳鉄製昇降スツール

1950年代に欧米で製造された工業用の鋳鉄製昇降スツール、通称「ナーススツール」です。もともとは病院や研究室、工場などの専門的な現場で使用されていたもので、戦後インダストリアル家具の代表的存在とされています。全体は鋳鉄で作られており、構造は頑丈で安定感があり、中央の太いねじ式シャフトによって座面の高さを自由に調整することができます。4本の曲線状の鉄脚と下部の円形補強リングが特徴的なシルエットを形成し、張りのあるラインと機械的なディテールが融合した、非常に印象的なインダストリアルアンティーク家具です。 塗装は長年の使用により自然に剥がれ、露出した鉄の地肌と酸化による錆が混ざり合い、独特のヴィンテージ感を醸し出しています。 カフェ、ギャラリー、セレクトショップ、アトリエなどの空間演出やアートインスタレーション、撮影小道具としてもおすすめです。無骨な素材感とインダストリアルな雰囲気が絶妙にマッチし、古材家具、コンクリート壁、金属製照明などの要素と組み合わせることで、空間に深みと物語性を与えてくれます。単体でも、他の家具と合わせても、歴史を感じさせる存在感とビジュアルの重厚さが魅力で、インダストリアル空間演出には欠かせないアイテムです。 希少品。 経年による傷や錆がございますので、あらかじめご了承ください。 サイズ：座面直径 約28cm 高さ：約50～62cm（手動調整可能・手測り） 商品の仕入れ風景や出品の背景などは、YouTubeチャンネル「無塵物語 Flea market」にて随時ご紹介しております。古いものが持つ物語や空気感を映像で感じていただければ幸いです。 また、当店は個人アカウントでも「無塵物語 Flea market」の名前でメルカリにて多数の商品を出品しております。Shopsでは一部商品を中心に掲載していますので、他の商品にご興味のある方は、そちらもあわせてご覧いただけますと幸いです。