● ポーズ人形 足太人形 三越 大丸 シルクのドレス フランス人形 大正末〜昭和初期

私が子どもの頃に夢見たお嬢様は、襟付きのお洋服にお花のブローチを付けていました。 この子に出会った時、少女時代に置き去りにして来た何かに出会い直したような気持になりました。 もしかしたら同世代の方なら、分かっていただけるでしょうか？ 金髪に青い目ですから「アメリカ人」かなとは思いますけれど、ふっくらほっぺにおぺちゃなお鼻は日本の女の子顔でもあって、そこに親しみを覚えるのです。 「足太人形」と呼ばれる、このまるっこいあんよにも癒されますよね。 ポーズ人形としてはとてもよい作りで、たぶん三越とか大丸とか、そういうデパートの特選人形だろうと思われます。 お洋服は絹でできていて、襟の中央には別珍(ビロード？）みたいな布花が。色あせてしまいましたが、朱掛かった赤で、髪のリボンや靴のアクセントなどと調和する色あいだったのだろうと思われます。 ほっそりした指も５本きれいに開いて仕上がっています。 ドレスの前身頃裾に傷みがあります。 洋服を新しく縫おう過渡も思ったのですが、当時物は貴重ですので、このままお送りします。 もし痛みが気になる時は、肩からアンティークレースなどをそっとかけてあげてください。 身長　約　43cm　(台を含まず） 12号の市松人形さんとほぼ同じ背丈です。 アンティークドール ビスクドール クロスドール 日本人形 フランス人形