富本憲吉自作 蘭香湯呑 昭和9 1934 年

人間国宝・富本憲吉自らの手による作品、 「香」「蘭」の文字文様を入れた湯呑。 - サイズ: 高さ63mm 直径67mm - 昭和9(1934)年制作 48歳 ※底の銘（署名）から、富本憲吉作であること、昭和9年（東京時代）に作られたことがわかります。 時期的に、富本憲吉の作風が定まるとともに、陶芸家としての評価も揺るぎないものとなった壮年期です。 ※この頃、静岡で染物研究をしており、最も多く富士を見たことから銘（署名）に富士山の冠を附したとのこと。 【写真⑧⑨】に、『やきもの美・現代日本陶芸全集3・富本憲吉』（集英社）の「署名集」を添付。 【由来と状態】 両親の結婚の際、親しくしていた富本憲吉氏から新婚生活で使う食器にと、いろいろいただいたものの一つです。 ヒビや欠け、目だった汚れはありません。 共箱無し #富本憲吉 #湯呑 #人間国宝 #やきもの #茶碗 #茶道具